泪塚
鶴殺しの松があったという「泪塚」を見て来ました。
地図ではとてもわかりにくい場所で、何度も行こう行こうと思って探してはたどり着けなかった泪塚をやっと見つけることができました。
「泪塚」とは
お雪という女性に惚れた男性によって引き起こされた事件があり、その事件で殺された家族を供養するために作られたものです。
(1)お雪に男が惚れる→男が振られる
(2)男は振られたことを根に持つ
(3)お雪の親戚の男の子の母親が病気
(4)母親の病気を治すために鶴を捕獲して食べさせる
(5)鶴は鷹狩の重要な餌(鷹の獲物として貴重)→鶴の価値は高い
(6)お雪に振られた男は役人
(7)お雪に振られた男がお雪に仕返しすることを企む
(8)貴重な鶴を殺したという罪で一家とその親戚を罰する
(9)一家と親戚一同、打ち首となる
という経緯で建てられた供養塔です。